ハイエース用のタイヤおすすめ13選｜車検対応にはどのタイヤサイズがおすすめ？

ハイエースをキャンピングカーとして利用するなら、乗り心地をよくした上で、外装をおしゃれにしたいですよね。デザイン性と乗り心地に優れた、ハイエース用の社外タイヤを購入すれば、長期間の旅も楽しく行えます。

トヨタハイエースは普通乗用車とタイヤの規格が異なり、タイヤサイズによっては車検に引っかかる場合があるんです。トヨタハイエース用のタイヤには、さまざまなサイズ・デザインの製品があるので、商品選びで迷う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ハイエース用タイヤの選び方を解説した上で、車検対応品である17インチ・18インチのおすすめタイヤをご紹介します。また、気になるホワイトレターについても解説します。製品選びの参考にしてください。

TOYOTA HIACE（トヨタ ハイエース）は1967年に販売開始となりました。5代目にあたる現行のハイエース（200系）には、ハイエースバン（定員2～9人）・ハイエースワゴン（定員10人）・ハイエースコミューター（定員14人）があります。

現行型の特徴としては乗り心地や安全衝突性が向上しており、一般ユーザーに乗りやすい車種となった点があります。職人さんが乗るイメージのあったハイエースですが、最近では女性ユーザーも増えてきており、さまざまなシーンで活躍するワンボックスカーです。

LI（ロードインデックス）とは、タイヤ1本がどのくらいの重さに耐えられるかを示す指数のことです。適切でないと、走行中にバーストする危険性があるので必ず確認するようにしましょう。

ハイエースの純正タイヤは、前輪のLIが107（1本あたり975kg）・後輪のLIが105（1本あたり925kg)です。乗車定員や積載量によってもう少し低い数値のタイヤでも装着可能ですが、ハイエースバンでは車検に通らないことがあります。純正タイヤと同等のLIのタイヤが無難です。

ハイエースのカスタムとして、タイヤのインチアップをする方も多いです。しかし、タイヤの外径が規定以上の大きさになると車検に通らない場合があります。

これは、スピードメーターに誤差が出たり、フェンダー内部のタイヤハウスへ干渉したりしてしまうなど安全面の理由からです。後述しますが、一定の大きさまでであればインチアップも可能なため、タイヤの外径は押さえておきましょう。

ハイエースの純正タイヤは小型トラック用のタイヤです。積載量が増えて車両の総重量が重くなっても、安全に走行できるようにするためです。ハイエースバンの場合は、LT規格（後述します）か、C規格（商用車用タイヤ）でないと車検に通らないことがあります。

乗り心地に優れた乗用タイヤでも、車検証記載の使用上の最大荷重を支えられれば車検に通る場合があります。しかし、グレードやエンジンによっても変わってくるため、細かい計算が必要です。加えて車両を貨物用として登録している場合には、LTタイヤである必要があります。乗用タイヤに変更したい場合には専門店に相談しましょう。

ホイールのサイズによって適合するタイヤサイズが異なります。インチアップしても車検に通るタイヤが多数販売されているのもハイエースの魅力と言えます。

ハイエースの純正タイヤは15インチです。インチアップして車検対応するのは16・17・18インチのタイヤです。足元に迫力が出る一方、燃費は下がってしまうので注意しましょう。

ハイエース用のタイヤは18インチまでしかリリースされていないです。大きいホイールに合ったタイヤを履かせても、荷重指数が足りないため車検には通らないのが現状です。

しかし、敢えて19インチ、20インチにするユーザーもいます。足元に迫力が出るため、人気のカスタムです。もし装着する場合には、ハイエースに詳しいショップに相談しましょう。

LTタイヤとは、高い荷重がかかる事を前提に設計された小型トラック用タイヤを指します。乗用タイヤよりもサイドウォールの強度が高いのが特徴です。

乗り心地が堅くなるデメリットもありますが、耐久性に優れています。ハイエースの純正タイヤはLTタイヤ。前述の通り、貨物用として使用する1・4ナンバーの車は、LTタイヤでなくては車検に通らないため注意しましょう。

ホワイトレターと呼ばれる装飾付スポーツタイヤでは、側面（サイドウォール）に白色のブランドロゴなどが付いているのが特徴です。100系の時代から装着する方が多いため「ホワイトレターはダサい？」と思っている方もいるようですが、現在に至るまで安定して人気があります。

足回りが引き締まった印象になる半面、汚れが付きやすいデメリットもあります。装着した場合にはこまめにクリーニングしましょう。

通販サイトの場合、1本あたりの値段が10,000円～15,000円くらいが相場です。中には1本1万円をきるタイヤもあります。店舗ではもう少々高めの価格設定のようです。

自身でタイヤを装着しない場合には、別途取り付けのための工賃がかかります。工賃は業者によってさまざまです。自身の予算と相談しながら決めましょう。

キャンプで山の中を走る機会が多い方は、雪道に対応したスタッドレスタイヤも用意する必要があります。小型トラック用のタイヤを採用しているため、大型普通乗用車向けの製品に比べて圧倒的に安く、5万円程度で買える製品も存在します。

車体重量が大きいハイエースは減速しづらいので、制動性・耐摩耗性を重視して選んだ方がいいです。以下の記事でハイエース用のスタッドレスタイヤのおすすめ製品を紹介するので、冬用タイヤを探している方はチェックしてみましょう。

ハイエースのタイヤは、通販サイトでも販売されています。4本セットのタイヤも販売されており、比較的安価で、手軽に購入できるのが魅力です。

デメリットとしては自分の目で状態を確認できない点などがあります。特に中古品は要注意です。また、自身でタイヤを装着できない場合には、取り付け業者を別に選定する必要あるため、そういった点も考慮して購入しましょう。

ハイエース用タイヤは種類が豊富にあり、カスタムを楽しめるのが魅力です。愛車の印象を左右するタイヤの選び方のポイントを押さえた上で、愛車に合ったタイヤを見つけて、ドレスアップを楽しんでください。