コペン用ホイールのおすすめ10選｜ホイールサイズの限界は？ツライチについても

ダイハツの軽オープンカーコペンは、軽自動車規格ながらもそれを感じさせない雰囲気を漂わせたかっこいいボディとデザインが特徴のオープンカーです。安心安全をモットーに操作の安定性や走行性能に優れており、人気がある車種の1つです。

そのコペン用ホイールは、スポーティーな見た目のボディに合わせてかっこよさとスタイリッシュさを兼ね備えたデザインで、ラインナップも豊富です。停車している際も走行している際も、見る人が見ればついホイールに目がいってしまうほどです。

今回はそんなl880kなどのコペン用ホイールのおすすめ商品や選び方を、さまざまな観点から幅広く紹介します。また、ホイールマッチングやホイールサイズの限界についても解説します。

コペン用ホイールは、スポーティーなオープンカーに装着するものですのでかっこよくスタイリッシュなデザインのものが多いですが、中には女性向けに丸みを帯びたかわいくおしゃれな印象のホイールもあります。

また色も定番のシルバーに加えて黒色や白色があるモデルもあり、あえてホイールをインチダウンさせてかわいさをアピールできるようなホイールもあります。老若男女問わず心を躍らせてくれるのがコペン用ホイールの魅力でもあります。

コペン用ホイールを選ぶポイントは、素材をはじめデザインのタイプや構造など幅広い項目から選べます。その各項目をわかりやすく解説していますので、初めてホイールカスタムに挑戦する人も必見です。

コペンを含む車のホイールは、その見た目だけでなく乗り心地も左右します。どのような素材があるのか、ピックアップして紹介します。

アルミホイールとも呼ばれているのが、アルミニウム製のホイールです。アルミホイールの中には、社外製品のものだけでなく純正のものもあります。新品で取り寄せられない場合でも、中古で見つけられる可能性もあります。

軽量性だけでなく剛性や放熱性にも優れており、またデザインのラインナップも社外製品を中心に幅広いです。

アルミホイールが社外製品に多いのとは対照的に、スチール製は純正品に多いのが特徴です。商用車などに多用されている傾向にあります。

なお、スチール製ホイールは鉄が素材に使用されているので重さがあり、錆びやすくもなっていますので錆びつき防止などの対策をあらかじめ練っておく必要があります。

マグネシウム製のホイールにはマグネシウム合金が使われており、アルミホイールよりもさらに軽量性を実現させています。また耐久性にも優れており、丈夫さも自慢のホイールです。なお、ほかのホイールよりも生産数が少なく、値段が高めの設定になっています。

なお、耐久性はあるものの腐食にはとても弱いので、塗装などが剥がれてしまった場合には早めに塗装し直しメンテナンスが必要です。

ホイールはコペン用のものを含め、タイヤサイズにあったものを選ぶのがポイントです。コペン用ホイールは、リム径が14〜16インチのものが多いのが特徴です。ちなみにコペンの中でもローブのホイールマッチングをする際には、ローブ・ローブS共に16インチがおすすめです。

ホイールの構造は大きく分けて3つあります。その3つの構造をそれぞれ解説しますので、構造を重視して選ぶ人も参考にしてみてください。

1ピースのホイールは全体が1つのパーツで仕上がっていますので、見た目にもシンプルですっきりとしているのが特徴です。目立ちそうなパーツ同士の溶接箇所もありません。また軽量性もありますので、走行性能だけでなくホイールをカスタムする場合にもとても助かります。

シンプルな作りと見た目の1ピースとは異なり、2ピースのホイールはリム部分とディスク部分をそれぞれ作ってから、それを溶接して1つのホイールに仕上げています。1ピースよりもデザインが豊富で、おしゃれなものも選べます。またオフセットの位置も、ある程度好きにできるのも特徴です。

構造の中でも最も手間ひまかかっているのが、3つのパーツで成り立っている3ピースのホイールです。そのため値段は3つの中で1番高く設定されていますが、デザインのラインナップに関しては2ピースよりもさらに多く、おしゃれなものが増えているのも嬉しいポイントです。

ホイールは、構造だけでなく製造方法も大切です。2つの製造方法をそれぞれ解説しますので、ホイールを細部までこだわりたい人も必見です。

デザイン性や安さを重視したい人には、鋳造(ちゅうぞう)と呼ばれる製造方法で作られているホイールがおすすめです。この製造方法は一般乗用車に多く適用されており、ホイールのデザインが幅広いのが特徴です。キャップとの組み合わせ次第ではオリジナルに仕上げられます。

手の込んだ作りのホイールが欲しい人には、鍛造(たんぞう)と呼ばれる製造方法がおすすめです。あらゆる隙間をつくらないようにしっかりと圧力をかけているので、密度と耐久性が抜群です。そのため鋳造(ちゅうぞう)よりも高めの価格設定になっています。

ホイールには、いくつかデザインのタイプが存在しています。どのようなタイプがあるのか、いくつかピックアップして紹介します。

スポークはホイールの中央部分からリム部分に向かって伸びているものを指し、このスポークの太さや本数などでホイールの見た目も大きく変化します。スポークが太く本数の少ないと、スポーティーかつシンプルですっきりとした見た目に仕上がります。

スポークが少なかったり細かったりすると通気性がよくなり放熱性と軽量性が上がる反面、強度や耐久性が下がります。

フィンタイプは細いスポークを多く配置しており、スタイリッシュさに加えておしゃれ感も増したデザインになっています。スポークが細いため通気性がよく、ホイールの放熱性も上がります。そのかわりに、スポークが細くなるほど強度が下がりがちです。

メッシュタイプは網目のように設計されたスポークが特徴的で、その網目が細いほどアーティスティックとも表現できるようなおしゃれなデザインに仕上がり、太いほど力強い印象を与えるまるで絵画のようなホイールに仕上がります。また耐久性と強度共に高く、見た目だけでなく機能性も抜群です。

レトロデザインのお皿に似た形のディッシュタイプのホイールは隙間があり放熱性に優れていますが、アルミニウムやスチールを素材にしているので重いです。色は定番のシルバーを中心にゴールドや赤色・黒色・白色などカラーバリエーションが豊富なのも嬉しいポイントです。

コペンの中でもL880Kホイールは、カスタムがとても豊富です。L880Kの純正サイズは15インチで、インチアップしようと思えば16インチや17インチも型式によっては可能です。その中にはレイズなど人気の社外製品も選べて、自分好みにカスタムできます。

ツライチ(面一)とは、ボディとホイールの面が同じ位置にある状態を指します。ボディからタイヤやホイールがはみ出ないようなギリギリのラインであり、ツライチの状態を好んでセッティングする方も多いです。気になる方はチェックしてみてください。

コペン用ホイールサイズの限界は、型式によってそれぞれ異なります。たとえばLA400Kであれば、ホイールが5J以下のものにタイヤが155幅のものを選ぶと、インセット+40が限界値となり、6J以下のものだと幅が185でインセット+55が限界値となります。

もし愛車のホイールサイズの限界値がわからない方は、店舗で直接店員などに聞いてみるのもおすすめです。

コペン用ホイールは、オープンカーに合わせるようなかっこよくスタイリッシュなデザインが多いです。自分好みにカスタムしてオリジナルのホイールに仕上げて、颯爽と走行して、ホイールも含め愛車をアピールしてみましょう。