CHR用ホイールのおすすめ10選｜純正は黒基調が多め？サイズや選び方を解説

トヨタのCHRは、プリウスを抜いて月間販売台数でトップを飾るなど輝かしい経歴を持ったコンパクトSUVです。そんなCHR用ホイールは個性的なデザインが光るものが多く、凝ったスポークデザイン・力強いデザインなど幅広くラインナップされています。

また色も定番のシルバーに加え黒色など、CHRを最高にかっこよく見せるための色が揃っています。中にはまるで蓮根のように大きな穴がいくつかあいたものもあり、かっこよさの中におしゃれも兼ね備えたホイールもあります。

今回はそんな個性的なデザインが豊富なCHR用ホイールのおすすめ商品や選び方を、さまざまな項目にわけて分かりやすく解説します。ホイールの買い替えを検討している人・初めてホイール交換をしようとしている人も必見です。

CHR用ホイールの特徴は、個性的なデザインが多いのはもちろん、アルミホイールの汎用性の高さとホイールサイズとインセットの幅広さも特徴的です。型式によってはリム径が17～20インチ・インセットが35～50mmとより幅広いカスタムができます。

CHR用ホイールを選ぶポイントは、素材をはじめデザインの種類や構造などでも選べます。ホイールは愛車の印象を大きく変えられる大切なパーツですので、とことんこだわって選ぶのもおすすめです。

走り心地や乗り心地を左右する素材は、ぱっと見はわかりにくいですがとても重要なポイントの1つです。どのような素材があるのかご紹介します。

アルミホイールとも呼ばれるアルミニウム製のホイールは、軽量性に優れておりさらには放熱性や剛性にも優れているホイールです。値段としてはスチール製ほど安くはありませんが、比較的安く買えるのも特徴です。より安く買いたい方は中古をチェックするのがポイントです。

またアルミホイールは社外製品に多く見られる素材で、デザインのラインナップが豊富です。自分好みのデザインが見つかりやすいのも嬉しいポイントです。

スチール製のものは耐久性が高く、長持ちしやすいのが特徴です。コスパの高さから商用車などに使われている場合が多いです。アルミホイールは社外製品が多いですが、スチール製は純正品が多いです。

なお、スチール製ホイールは素材に鉄が使われているので重量もあり、錆びやすくなっています。錆びつきを防止するための対策や、錆びついてしまった際にすぐにメンテナンスができるようにしておくのがポイントです。

マグネシウム製ホイールは、アルミホイールよりもさらに軽いマグネシウム合金が使われています。また耐久値も高く、走行性能として申し分ない素材です。生産数がほかの素材のものよりも少ないので、値段も高めです。

なお耐久値は高いですが腐食には弱いので、塗装剥がれなどが生じた際には早くメンテナンスする必要があります。

ホイールマッチングは、タイヤサイズに合わせて選ぶのが基本です。CHR用ホイールはホイールサイズも幅広いので、人気の18インチをはじめ、19インチ・20インチなどに設定できる型式も多いです。それに加えて、こだわりのデザインや機能性など自分の好みを入れるのがポイントです。

なお、ホイールカスタムをする際には、オフセットを計算しなければなりません。その場合もともと付けているホイールのリム幅とオフセットの数値、そして新しく装着するホイールのリム幅とオフセットの数値が必要になります。

ホイールにはさまざまな構造があります。走行の快適性をも左右するそれぞれの構造をわかりやすく解説しますので、ホイール選びの参考にしてみてください。

シンプルさを追求したい人には、1ピースのホイールがおすすめです。1ピースのホイールは全体が1つのパーツで作られているため、構造・見た目のどちらもシンプルで、すっきりとしています。パーツ同士を溶接しないので、接合部もありません。また走行性や軽量性などの機能性も優秀です。

オフセットの位置にこだわりたい場合には、2ピースのホイールがおすすめです。すべて自由にカスタムはできませんが、ある程度の融通はききます。また2ピースのホイールはディスク部分とリム部分を別々に作り上げてから、それを溶接して1つのホイールにしているのが特徴です。

3ピースは3つのパーツが組み合わされており、構造の中で1番手がこんでいるのが特徴です。3つのパーツからなっているぶん、デザインのラインナップも幅広いです。手間ひまかけているだけあって値段は最も高いですが、見た目のインパクトは抜群です。

車のホイールはCHR用のものを含め、構造だけでなく製造方法でも選べます。どのような選び方があるのかご紹介します。

自分好みのデザインを探している人には、鋳造(ちゅうぞう)と呼ばれる製造方法で作られたホイールがおすすめです。この製造方法は一般乗用車に多く、ホイールデザインが豊富ですので自分好みのホイールがより見つかりやすいです。

同じホイールを長く使いたい人には、鍛造(たんぞう)と呼ばれる製造方法がおすすめです。ホイールに隙間をつくらないように圧力をかけて作られているので、高い密度と耐久値が実現されています。そのため鋳造(ちゅうぞう)よりも値段が高いです。

ホイールデザインで車の足元の印象も大きく変わります。どのようなデザインタイプがあるのか、いくつかピックアップしてご紹介します。

ホイールの中央部分からリム部分に向かって伸びているスポークの太さや本数などで、ホイールの印象も大きく変わります。スポークが太く本数の少ないと、スポーティーかつシンプルですっきりとした印象にしやすくなります。

なおスポークが少なかったり細かったりすると放熱性と軽量性が上がりやすくなる一方で、耐久性や強度が下がりやすくなります。

フィンタイプは細いスポークを多く張り巡らせた、スタイリッシュなデザインが特徴です。スタイリッシュさとおしゃれを兼ね備えたデザインで、おしゃれなホイールが欲しい人にもおすすめです。またスポークが細いので通気性がよく、放熱性にも長けています。

ただし、スポークが細くなるほど強度が下がるので、フィンタイプのデザインを購入する際には強度面も考慮して選ぶのがポイントです。

スポークが網目のように配置されているメッシュタイプは、網目が細いほど芸術性のあるデザインになり、おしゃれな印象になります。一方で、太いスポークほど力強い印象を与えられます。また高い耐久値と強度に加えて、機能性とデザイン性にも優れています。

クラシック調が好きな人・高級感を出したい人には、ディッシュタイプのホイールがおすすめです。その名の通りお皿のような形状をしたホイールを指します。ホイールに隙間があるので放熱性に優れていますが、アルミニウムやスチールが使われているため重いです。

CHR用の純正ホイールは、黒色を基調としたデザインが多いです。ホイールサイズとしては17インチ・18インチ・19インチです。なお、純正の値段は購入する店舗などにもよりますが、安いと8万円代から半ばで17万円代・高いと22万円代程度が多い傾向にあります。

CHRの中古ホイールは、実際の車用品専門店でも購入できるほかオンラインショップでも購入できます。実際に探しているホイールが店舗にない場合には、オンラインショップを探してみるのもおすすめです。

中古といえど状態がきれいなものも多く安いので、少々の傷や経年なら気にしない人には、中古もおおすすめです。

CHR用ホイールは個性的なデザインが多いので、自分の好みや個性を出しやすいです。タイヤサイズに合わせて自分好みにホイールをカスタムして、世界に1台だけのホイールに仕上げてみてましょう。